第1条　この規程は、消防法(昭和23年法律第186号)に基づき、消防職員又は消防団員が火災予防のために防火対象物等の立入検査を行う際に携帯すべき証票の取扱いについて、必要な事項を定めるものとする。

第2条　証票の交付を受けた者は、前条の目的以外にこれを使用し、又は他人に貸与してはならない。

第3条　消防長は、消防団員に消防法第4条の2の規定に基づいて、火災予防のため防火対象物のある場所に立ち入って検査をさせるときは、あらかじめ証票を交付しなければならない。

第4条　証票の交付を受けた者が、その資格を失ったときは、直ちに証票を返納しなければならない。

第5条　証票を紛失し、又は汚損したときは、速やかにその事由を具して消防長に届け出なければならない。

第6条　消防本部には、証票台帳を備え、常にこれを整理しておかなければならない。